事業紹介|YPC株式会社(山形部品グループ)

Technical[塗料・技術サポート]
「部品に並ぶもの」を模索し見出した
塗料、
販売だけでなく研修や講習会など
技術サポートまで提供
サービス拠点:
CBSセンター山形、CBSセンター秋田、Y-PIT仙台泉
サービス詳細:
塗料販売、技術サポート、副資材販売、整備機器や工具の修理・販売

塗料販売、さらには技術サポートまでを
サービスとして提供する理由や経緯について

2000年頃に弊社代表五味が「部品に並ぶもの」を模索する中で目を付けたのが塗料でした。塗料販売はリピート性が高く、我々のような地域部品商の機動力を活かせる商材であったことも、参入に踏み切った理由かと思います。しかし、塗料について調べてみると、完成品を販売するだけでなく塗装に関する研修や講習会などサポートが必要であることが分かりました。そこでバックアップメンバーとして私に白羽の矢が立ち、3ヶ月間の現場研修を受け経験を積みました。立ち上げ当初は「部品屋に塗料ができるはずがない」と言われることも多々ありましたが、経験を積んでいくに従って信頼を得ていくことができました。実際に、最初は山形部品として取り扱いを開始した「スタンドックス」ですが、実績を重ねることで現在では、東北6県をカバーするマスターディーラーとしてグループ企業のオートファーベン株式会社がスタンドックス、センタリ製品を扱うまでに成長を遂げました。

山形部品の塗料販売、技術サポートの強みは?

やはり山形、秋田、仙台に研修施設を持っていることですね。研修施設があるからこそ、塗料の検証ができますし、塗料の切り替えの際には集中できる環境で研修を行うことができます。また、どうしても色が合わないなど現場で悩んだ際にも専任の技術サポートによるアドバイスが行えるなど、塗料メーカーと同様のサービスが提供可能です。
研修施設では、当社メイン取扱塗料であるアクサルタコーティングシステム(旧デュポン)のスタンドックス、センタリをご購入いただいたお客様に対する技術研修はもとより、会議室を利用した様々な講習なども実施しております。

メイン取扱商品「スタンドックス」
「センタリ」の優位性について

そもそも鈑金塗装工場が塗料を選定する基準は品質や作業性であることが多いです。当社のメイン取扱塗料「スタンドックス」は、自動車補修用塗料のサプライヤーとして、他のどのサプライヤーよりも多くのメーカーからの承認を受けており品質に関しては自信を持ってお勧めできます。また水性塗料に関しましても、歴史が長く市販されている塗装システムの中で最も進んでいると言っても過言ではありません。また、補修作業に万能な溶剤型塗料として知られる「センタリ」は、お客様のさまざまな要求に幅広く対応できる塗装システムです。

今後の展開について

私ども特販課は、塗料の販売はもちろんですが、メインのお客様である鈑金塗装工場様に対して研修などの技術サポートを、さらには副資材や整備機器・工具の修理や販売までを行うことで、お客様の生産性をあげるサポートをしてまいります。また塗料に関しても、今後欧州や米国のように規制が進んでいくと水性塗料への切り替えが進んでいくことが予想されます。そんな時に、研修施設を持つ強みが活きてくると考えております。
EVシフトが進み、部品が大幅に減ることはもはや避けて通れない道だと思います。しかし、我々山形部品グループはいち早く「部品に並ぶもの」を模索し続けており、モノ売りからコト売りへとシフトを進めて参りました。今後も皆様の出来ないことを請け負うパートナーとして一緒に成長していければと思います。